ここでは検索者目線で記事を書くために重要となる、
『検索者ジャーニー』についてお話します。

検索者ジャーニーとはなにか?

ジャーニー』という言葉を初めて聞く方もいるかもしれません。

ジャーニーとは英語で『旅』という意味で、
マーケティングの世界では

・カスタマージャーニー
・コンシューマージャーニー

といった単語が使われています。

つまり『顧客の旅』という意味なのですが、
これは顧客がどうやって自社のブランドを知って、
興味を持ち、実際に購買に至るのかという一連のフローの事を指します。

・顧客の心理変化
・顧客の行動変化

を可視化・分析することで、
徹底的な顧客目線でのマーケティングを行うことができるということです。

AppleやP&G、マクドナルドなど、世界の名だたる一流企業が
何十・何百億という広告予算を使って消費者を振り向かせる時も、
まずはこのジャーニーを考えることから始まります。

そしてこのジャーニーという考え方は、
当然のことながらネットビジネスにおいても非常に有効な考え方です。

我々にとっての顧客とは検索者です。

検索者の目線に立ち、
検索者が何を考え、どのような行動を取って記事に辿り着くのか。

検索者に価値あるコンテンツを発信していくためにも
まずは「検索者ジャーニー」を理解することから始めましょう。

検索者ジャーニーを考える

検索者ジャーニーとは、
検索者がそのネタに興味・関心・疑問を持ち、
実際に検索をして記事に辿り着くまでの一連のフローのことです。

それぞれのステップにおける検索者の心理はどんなもので、
それに対してこちらがそれぞれどんなメッセージやアクションを起こしたら
検索者が自分の記事を選んでくれるのか。

大切なのは検索者の「心理変化=マインド」を理解することです。

ということで実際に考えてみましょう。

1.情報に触れる

まず検索者のジャーニーの一番の起源は何かしらの情報に触れる所から始まります。

情報に触れるからこそ「疑問」や「知りたい」という気持ちが生まれるわけです。

検索需要は「人が情報に触れる場所」で生まれている、
言い換えれば我々が記事ネタを探す時にチェックすべき場所ですね。

では現代人の我々が情報に触れる場所はどこかと言うと、
テレビ・インターネット・SNSではないでしょうか。

この3つのメディアはそれぞれ特徴が異なります。

テレビ

一番多くの人の目に触れるのがテレビであり、
老若男女を問わず世の中に大きなトレンドを生み出す力を持つのがテレビです。

インターネット

とにかくいつでもどこでも読める。

暇つぶしや移動中のスキマ時間など、
時間帯に関わらずこまめに目を通す人が多いのが特徴です。

テレビを観れない時間帯でも、
ネットで話題になっていることはまたたく間に広まります。

SNS

そしてSNSは話題の源泉です。

昨今の大きなトレンドが生まれる流れは大抵、
SNS上で話題になったことが→ネットでまとめられ→
ある程度メジャーになったらテレビにも取り上げられる、というものです。

つまりここで「今後話題になりそうなこと」にいち早く気づければ、
あなたのブログ記事が一人勝ちできる可能性がとても高いということです。

2.気になる

人は基本的に非常にめんどくさがり屋です。

多くの情報は知らなくても生死にかかわる問題ではないですし、
検索するという行為自体も本来は非常に面倒くさい行為なのです。

それでも人がわざわざ検索するのは、
面倒くさいよりも「!!!!!!」=衝撃・欲求が勝った時、

つまり「めちゃくちゃかわいい!!」とか「マジか!!」など、
人の心が強く動いたり、知りたいという強い欲求が生まれた時と言えます。

記事ネタを探す時には、この「!!!!!」が大きいネタほど
検索需要が高くなりやすい、ということを理解しておきましょう。

ですのでまずはあなた自身が「知りたい!」「気になる!」と思えるかどうか、
これはネタ選びの際の非常に大きな判断基準になりますよね。

石原さとみがホリプロ所属である、という
毒にも薬にもならないことを人はわざわざ検索しようとは思いません。

石原さとみがIT社長と付き合っていた!という
世間の男子(や女子も)がざわつくような衝撃のニュースだからこそ、
人は興味が湧き検索してみようと思うのです。

3.検索する

ということで、面倒くささよりも欲求が勝った時に人は初めて検索します。

ではあなた自身が実際に検索する時の事を思い出して見てください。

石原さとみの熱愛スクープに触れた時に、
「石原さとみ 熱愛」と調べる人はあまりいないのではないでしょうか?

その事実自体はすでにニュースやネット記事で目にしているので、
検索するのは「そのニュースを受けて気になった事」のはずです。

つまり「石原さとみ 熱愛相手」とか「石原さとみ IT社長」などです。

また、この時に「石原さとみ 熱愛相手 SHOWROOM社長 前田裕二 誰」
のようにキーワードを4つも5つも入れることもまずしませんよね。

めんどくさがり屋な人であれば「石原さとみ」と1単語だけ打ち込んで、
検索サジェストに表示される「石原さとみ 彼氏」を選んで再検索する。

普通であれば検索キーワードは2つ、多くても3つが限度ではないでしょうか?

ということは、我々のキーワード選定は2つ・3つの範囲で行う、
それもサジェストや虫眼鏡に表示されるキーワードの中から行うべきであるということです。

さらには検索をするうちに、
より精度の高い情報を求めて検索キーワードが変わっていくこともあります。

例えば「石原さとみ 熱愛相手」と調べていても熱愛報道の記事ばかりでてくる。

でも検索するうちに相手の名前は「前田裕二」だということがわかり、
「前田裕二 プロフィール」と検索し直す、ということは多々ありますよね。

とういことで記事作成の際は、

・情報・ニュースを受けて人々はどんな事を知りたいと思うか
・その時にどんなキーワードで検索するか
これをきちんと検索者の立場に立って徹底的に考えましょう。

そして検索といえばYahoo、Googleは当然ですが、
情報に触れるタッチポイントからしてもTwitter検索は多く使われるので、
キーワード選定にはこの3つに目を通しましょう。

4.選ぶ

検索したあとには必ず、
検索結果の中から読みたいタイトルを選ぶという行為が発生します。

この時に検索者は検索結果一覧に並んだタイトルの中から、

・自分が知りたい情報が詳しく書かれていそうな記事か
・知りたいこと+@に触れられていてより読みたいと思える記事か

ということを1秒にも満たいないような
一瞬のうちに判断してクリックしているということです。

つまりタイトル作成の際に一番大事なことは、
そのキーワードで検索している人が知りたいと思っている事が書かれている、
ということが一瞬で分かりやすく伝わるかどうかということです。

よく狙うキーワードを左から詰めろ、というコンサルが多いですが、
その本質はココにあるということです。

その上で、現在上位表示されているタイトルと比較される前提で
タイトルを作るということ。

その時に自分だったら他の上位表示タイトルよりも、
自分のタイトルをクリックしたくなるかどうか、これを意識しましょう。

WordPressの画面だけを開いて、
32文字の中でキーワードをたくさん使うかだけを考えていては
全くもってダメだということです。

常に比較検討される前提で、わかりやすさ、魅力的なコピーライティングが必要となります。

5.読み進める

ということで、読みたい記事を決め、
実際にそのサイトに移動したあと検索者はどのような行動を取るでしょうか?

サイト全体のデザイン性がある程度整っていることは最低条件で、

自分の知りたいことがきちんと書かれている、
もっと言えば写真なども含めて読みやすくテンポよく記事がまとまっていたら
ある程度までは読み進めますよね。

一方で少しでも読みづらさを感じたり、中々自分の知りたいことがでてこなければ
即検索結果に戻り他の記事を読むのではないでしょうか。

だって「この記事でなくてはいけない理由」は特に無く、
他にも山程いる候補に移ればいいだけの話なのですから。

ということでブログ初心者の方に特にはっきりと認識して欲しいのが、
記事はまず最後まで読まれないということ。

制作者側からしたらやっとの思いで自分の記事に辿りついてくれた検索者ですが、
そんなコチラ側の苦労などつゆ知らず。

検索者はいとも簡単にサイトから離脱します。

検索結果に上位表示されて、
良いタイトルをつけて自分のサイトに多くの人が来てくれても、
読み進めてくれないことには広告も表示されませんし、クリックされることもありません。

ですから検索者が、

・前田裕二ってこんな人だったんだ!

・あ、あの会社の社長なのね!

・でも会社は全然儲かって無いんだ。へ〜

・お、石原さとみのこんな記事もあるんだ、読んでみよう

と、知りたいことや興味があるであろう情報がテンポよくまとめられるように、
記事の起承転結を考えて記事を書いていきましょう。

検索者が自分の記事をどんどん読み進めてくれて、
さらには自分のブログ内の他の記事にも興味を持ってくれれば
それだけでアドセンスクリックの確率は2倍以上になるわけです。

記事を作成するとは検索者ジャーニーを追うこと

ということで、
実際に検索者が情報に触れてから検索という行動を起こし、
自分のブログ記事を読み進めるまでのジャーニーを考えてみました。

そして皆さんがこれから行う記事作成とは、
この検索者ジャーニーを順番に追っていくことにほかなりません。

人々が情報に触れる場所から記事ネタを探し、
その中で多くの人が気になるであろうネタを選ぶ。

そして実際の検索キーワードを考えて、
検索者に選ばれるであろうタイトルを作り、
彼らが知りたいであろう情報をコンテンツとしてまとめていく。

是非無意識でもこの検索者ジャーニーに沿った
ものの考え方、判断の仕方ができるようになるまで、
繰り返しこのジャーニーを見返すようにしてください。